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フレンチレストラン セラン

「総支配人がご案内する 杜の都の食べ歩き」より【フレンチレストラン セラン】

客室、レストランに常備しております総支配人執筆「総支配人がご案内する 杜の都の食べ歩き 改訂版」より【フレンチレストラン セラン】をピックアップ。

 

「フレンチレストラン セラン」
青葉区中央4-6-1 仙台国際ホテル5階
022-268-1111
休 年中無休

 

自分のホテルの店を挙げるとは不届き千万と思われても、あえて挙げさせていただきたい。
萬味高橋、すし蓑、とともにセランは私が個人的に仙台で通いたい店のベスト3である。シェフの猪股はパリのジャック・カーニャ、銀座のペリニョンで修行を積み、当ホテルにやってきた。
三陸の海の幸、地場産の山の幸に触発され、フレンチの技法に固執せず、和の技法をも取り入れ、美味しい肴の探求を続けている。
「(萬味高橋+すし蓑+フレンチ)÷3の美味しいものが食べたい。」といった、我がままな欲求を具現化した 本日のおまかせメニュー「ナチュラル」8000円〜
シャンパンとの相性が抜群のオードブルの数々、女川産ひ烏賊のマリネ、志津川産水蛸のカルパッチョ。志津川産鮑のすり流しは、すり鉢ですった鮑を出汁でつなぎ、口中で出汁の旨みと微かなコリコリ感を味わう。 人参のムースコンソメのジュレ雲丹添えは、銀座マノワールダスティンのスペシャリティであるが、初夏 七ヶ浜のがぜ雲丹のシーズンには、本家を凌駕する。メインには石巻直送の鮮魚の数々、シェフ自らが活け締め、身の他に、内臓や骨、鰭周りをもそれぞれ違った技法で美味しく食べさせてくれる…。
締めの食事は日替わりのお楽しみ。ドンピエールゆずりのオムライス、ハヤシライスの他、炊き込みごはん、手打ち蕎麦の場合も。 通い慣れると昔懐かしナポリタンなんていう変化球も飛んでくる。
簡単に胃の腑を満たしてしまうような愚は犯さない。美味しいお酒を味わうために、常に心地よい腹具合でいられるよう計算しつくされたポーション。心地よい食後感を最大のテーマにした大人のメニューがそこにある。「あ〜日本人に生まれてよかった?」 パリにおけるヤニック・アレノとまではいかないまでも、東北に芽吹いたフレンチのテロワールを感じていただきたい。
できれば、数日前にご予約のうえ1万円の特別メニューを組むことをお勧めする。締めの食事前にフロマージュもいけるぞ。
《2009年10月加筆》
シェフの猪股は現在、セラン、ステーカリー・サーティの両方を監修し、セランは主に新進の中川が受け持つ。新作トマトのムースボタン海老のタルタル添えクリスタルゼリー。 地場産トマトを一日かけてゆっくり絞り、その絞り汁とトマトのムースが2層になり、ボタン海老のタルタルと融合。まさに三陸の幸が生んだ新感覚の味、新たなセランの看板メニューだ。なお、中川は氷彫刻の心得もあり、2000年札幌雪祭り氷彫刻コンクールにおいて、北海道以外からは初の最優秀賞を受賞している。

 

■ご予算の目安
ライトディナー 3000円
上記紹介、本日のおまかせメニュー「ナチュラル」 8000円〜

トマトのジュレ

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